タイで水虫になったときの水虫の薬

出張でタイに来られている方がよく感染するのが水虫。それはタイが水虫にとって最適な環境であるからです。

まず水虫とは?英語ではAthlete’s footと言われています。そう言われてるのは普段履いている靴で仕事や運動などをしていると汗で湿って、それが日々溜まっていくと水虫になります。

水虫の原因は?

水虫は白癬菌というカビの一種に感染することで起こります。白癬菌はケラチンと呼ばれている皮膚のタンパク質を栄養源とし、暖かく湿った場所を好むため靴の中は絶好の環境です。

感染者の足の裏から剥がれ落ちた皮膚についている白癬菌を踏んだり、足拭きマットを共有していたりすると、そこから感染する可能性があります。スポーツジムやプールの足ふきマットなどには気をつけましょう。しかし足ふきマットを踏んだからすぐに感染するというわけではなく、その日の中に足を洗ったり、乾燥させて生活すれば感染は成立しません。

症状は?

水虫にはタイプが3つあり、1,趾間型 2,小水疱型 3,角質増殖型があります。

1趾間型 一番多く見られるタイプで足の間の皮膚が白く、ふやけたり、皮膚がポロポロ剥がれ落ちます。

2小水疱型 土踏まずの部分から水ぶくれがたくさん発生し、破れて皮膚が剥がれ落ちるタイプです。

3角質増殖型 足の裏の皮膚が硬く厚くなり、ひび割れになったりします。比較的稀なタイプです。

その他にかゆいなどの症状があります。爪に感染すると爪白癬といい、爪が黄色く厚く変化し、白い筋が入ったりします。

水虫の治し方は?

まず予防方法としては、足裏を泡立てて激しく擦らずに手で優しく洗ってタオルで拭き乾燥させるように習慣づけることが大切です。家庭内に水虫の方がいる場合はバスマットなどを共有せずに、こまめに洗濯をしてください。感染してしまった場合は安心してください。ブレズ薬局には水虫に対する塗り薬と飲み薬を扱っております!

LAMISIL

「LAMISIL」 塗り薬で朝と晩に一日2回塗ってください。こちらはブレズ薬局で扱っている一番強い塗り薬です。

「Canesten O.D」 塗り薬でこちらは一日一回だけ塗ればいいので凄く楽な塗り薬です!

「Spornar」 飲み薬

爪白癬になってしまった方は塗り薬も必要ですが、爪の奥などには塗り薬は届かないため、飲み薬を一緒に飲むことをオススメしています。こちらの飲み薬の服用の仕方は医師にもよりますが、一般的な飲み方は朝と晩、一回2錠を一週間続けて飲む必要があり、その後は3週間休憩。これを3セット繰り返す必要があります。この3セットは3ヶ月分であり、まだ爪が完全に新しく生えてきていない場合は6ヶ月(6セット)行うことをオススメしています。